健康教育「すこやか」の研究(各教科等の研究)

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抄録

健康教育「すこやか」では、自分の健康や安全を自分で守るという健康観を創りあげる子どもを求めている。そのためには、健康課題に対して現実感をもって取り組むことが大事である。現実感をもつことで、自分の問題としてとらえ、何とかしたい、自分だったらどうするかと強い問題意識をもって考えていけるからである。具体的には、自分の本音を見つめることで健康課題を自分に引き寄せて考え、今と将来のつながりをとらえることで、自分の健康課題をはっきりさせ試しの実践に向かう。試しの実践後、方法の問題点や課題とのずれから健康課題を更新し、再び自分にとって適切な行動の仕方を再編成し、実践に向かっていくことで、求める子どもの具現に迫る。

収録刊行物

  • 創造的な知性を培う

    創造的な知性を培う 第2次研究(第1年次) 125-132, 2007-10

    新潟大学教育人間科学部附属長岡小学校

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