大腿骨骨幹部再骨折で搬入された骨形成不全症の1例

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大腿骨骨折を繰り返した骨形成不全症の症例を報告する.11歳より多数回にわたる骨折・骨接合を繰返し,43歳時右大腿骨骨幹部骨折を受傷し当院へ搬入された.過去に施行されたプレート2枚の間での骨折であった.骨脆弱性に加え,大腿骨の内反・前弯変形が易骨折性を助長していると考えた.治療は矯正骨切り後に,創外固定器を用いて矯正位で仮固定をし,プレートによる骨接合術を施行した.すみやかに骨癒合が得られ,早期社会復帰が可能であった.今後,プレート抜去の必要性,またその時期について検討する必要がある

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