奄美大島の河口沿岸域における魚類仔稚魚の食性

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タイトル別名
  • Feeding habits of fish larvae and juveniles in the estuarine and coastal area in Amami-oshima Island

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奄美大島住用湾の河口沿岸域に優占して出現する魚類仔稚魚の摂餌生態について明らかにした。仔魚の食性解析にはミナミキビナゴ、ミズン、サバヒー、リュウキュウアユ、ミナミクロダイ、ミナミヒメミミズハゼ、ミミズハゼ属sp.、ゴクラクハゼ、ヨシノボリ属spp.、ヒメハゼ属sp.、ハゼ科sp.1 の11種以上、稚魚の解析にはミナミキビナゴ、キビナゴ、ミズン、リュウキュウアユ、フウライボラ、コボラ、トウゴロウイワシ科sp.、ミナミクロダイ、ヒナハゼ、スジハゼ、ハゼ科sp.2、サツキハゼの12種をそれぞれ使用した。解析の結果、仔魚、稚魚ともに、対象種は餌組成の類似度をもとに複数の摂餌グループに分類され、優占種間で餌生物に対する競合を軽減している可能性が示された。

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