スレッドレベル投機的並列処理アーキテクチャにおけるデータ依存制約緩和手法の効果

  • 目次, 勝彦
    九州大学大学院システム情報科学府情報理学専攻
  • 村上, 和彰
    九州大学大学院システム情報科学研究院情報理学部門

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Relaxing Constraints due to Thread-Level Speculative Parallel Processing Architecture
  • スレッドレベル トウキテキ ヘイレツ ショリ アーキテクチャ ニ オケル データ イゾン セイヤク カンワ シュホウ ノ コウカ

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説明

プログラムを並列実行する際に並列度を決定する要因となるのは, 主に命令間のデータ依存と制御依 存である.本論文では3 つの制御依存制約の緩和手法(分岐予測に基づいた投機的実行, 分岐命令が及 ぼす制御依存関係の正確な解析, 複数の制御フローの同時実行) の利用により高い並列度を得ることが 可能であるスレッドレベル投機的並列処理(TLSP: Thread-Level Speculative Parallel processing) アーキテクチャにおいて3 つのデータ依存制約の緩和手法(メモリ・アドレスの一致/不一致解析, リ ネーミング, 値予測) を利用することによる効果の測定を行った. その結果, メモリ・アドレスの一致 /不一致解析がリネーミングの効果に与える影響の大きさ, および値予測の効果の高さが判明した.

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