中世禅林における関羽像の受容の考察 : 『五山文学全集』を中心に

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書誌事項

タイトル別名
  • A study of the acceptance of Guan Yu's image in Zen in medieval Japan : focusing on Gozan bungaku zenshū
  • チュウセイ ゼンリン ニオケル カンウゾウ ノ ジュヨウ ノ コウサツ : ゴザン ブンガク ゼンシュウ オ チュウシン ニ

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説明

関羽は三国時代の蜀の武将であり、勇武忠義の名で歴史に残っている。そして、儒・仏・道の三教から崇拝され、中国で最も広く知られている神だと言っても過言ではない。一方、中国民衆に重要視されている関羽の人物像は、近世日本に伝えられ、近世の文化と融合し、再生された。本稿は近世の関羽像が成立する基礎として、中世の知識人層である禅僧に目を向けた。中世禅僧の代表的な作品『五山文学全集』を中心に、中世禅林における武将と伽藍神としての関羽像の受容を分析した。

収録刊行物

  • 東アジア研究

    東アジア研究 22 69-85, 2024-03-01

    山口大学大学院東アジア研究科

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