SPECTにおける吸収と開口の解析的補正法に関する研究(核医学)

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タイトル別名
  • SPECTにおける吸収と閉口の解析的補正法に関する研究
  • SPECT ニ オケル キュウシュウ ト ヘイコウ ノ カイセキテキ ホセイホウ ニ カンスル ケンキュウ
  • Analytical Correction Methods for Aperture and Attenuation Effects in SPECT

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説明

本論文ではSPECT (Single Photon Emission CT)の定量性を損なう大きな原因であるγ線の吸収とコリメータの開口によって発生する空間分解能の低下に関して,これらを解析的に補正する手法の限界を開口角と雑音の観点から検討した.ここで,検討した方法は工藤らの提案した解析的吸収補正法とLewittらの提案した停留位相の原理に基づく解析的開口補正法である.これらの方法は,いずれも,フーリエ空間において,吸収並びに開口のぼけを伴った投影データを補正するものである.シミュレーション結果から,開□角が片側1゜程度であれば吸収と開口についての補正効果があることが分かった.また,補正の実施においては統計雑音に対して十分な配慮が必要であることが示された.

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参考文献 (15)*注記

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