特集「図書館の統計と評価」の編集にあたって
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説明
図書館経営は教育機関,企業,自治体等様々な機関によってなされている。したがって各々の図書館が提供するサービスの目的は図書館を経営する親機関の使命に極めて緊密に連動している。学術研究情報を中心にサービスを提供する大学図書館や専門図書館は,利用者層の多少の違いはあるが,提供される学術情報水準は極めて類似しているのではなかろうか。よりよいサービスを提供するためには実績を踏まえた評価活動は必須条件である。大学図書館評価は,ここ10年の教育改革の過程で国立大学はすべて終了しているし,そのほかの大学でも進行しつつある。その一方で国立大学のエイジェンシー化に連動して,図書館関連予算に厳しい査定がなされる傾向にあるようだ。これは国立大学に限らず,いずれの企業や機関にしろ,日本社会が直面する問題の一部を直接反映している。このような背景を踏まえて図書館が自らの使命を遂行する経営の指標足りうる統計と評価の方法が確立される意義はまことに大きい。そこで本号では,従来の統計と評価を振り返りながら,より充実した経営を展開するために実施された新しい試みの幾つかを紹介し,国際的な視点を踏まえた統計と評価の動向をレビューしていただいた。これらの諸論攷が21世紀の図書館経営の戦略指針を模索する契機を提供できたならば,編集担当者一同の喜びである
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 51 (6), 311-, 2001
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204204710912
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- NII論文ID
- 110002828946
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- NII書誌ID
- AN10005857
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可