【4/18更新】CiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合について

病棟看護師が経験する倫理的問題の特徴と経験や対処の実態及びそれらに関連する要因

書誌事項

タイトル別名
  • The characteristics of ethical problems experienced by ward nurses in nursing practice, their experiences and responses to these problems, and the associated underlying factors

この論文をさがす

抄録

病棟看護師が経験する倫理的問題の特徴と経験や対処の実態及びそれらに関連する要因を検討することを目的に、日本の病棟看護師1,746名に自記式質問紙調査を2007年10〜11月に実施し、1,144名から回答(回収率:65.5%)を得た。その結果、病棟看護師は、倫理をめぐる問題を1ヶ月に1〜3回経験することが多く、経験した倫理的問題を解決した割合は平均40%と低かった。経験した問題の頻度の上位には、「身体抑制や薬剤による沈静をするか、しないか」、「患者に十分な看護ケアを提供できていない看護師の充足状況」、「看護師と医師(他の専門家)の関係における対立」があったが、多くの問題は未解決であった。性別、施設規模、所属病棟、倫理的問題を検討する機会などが倫理的問題の経験の頻度や解決の割合の関連要因として示され、道徳的感性と倫理的問題の経験の頻度にも相関が認められた。以上より、倫理的問題の解決能力の向上に向けた倫理教育や組織的な体制を整備する必要性への示唆を得た。

収録刊行物

  • 生命倫理

    生命倫理 19 (1), 87-97, 2009

    日本生命倫理学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (23)*注記

もっと見る

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報

問題の指摘

ページトップへ