電界吸収型トランシーバを基地局に用いた60GHz帯ファイバ無線双方向伝送実験

  • 池田 研介
    大阪大学大学院工学研究科電子情報エネルギー工学専攻先端通信工学講座
  • 久利 敏明
    通信総合研究所
  • Stohr A.
    Gerhard-Mercator-Universitat Duisburg
  • 高橋 良郎
    沖電気工業株式会社
  • 北山 研一
    大阪大学大学院工学研究科電子情報エネルギー工学専攻先端通信工学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Full-duplex transmission using electroabsorption transceiver for mm-wave fiber-radio systems

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説明

ミリ波帯(60GHz帯)のファイバ無線(ROF)システムにおいては基地局(BS)の簡単化が重要な課題である。そこで、電界吸収型トランシーバ(Electroabsorption Transceiver:EAT)を用いBSの簡単化を行い、双方向共同時に156Mbps(DPSK信号)の伝送速度でSMF約25kmのエラーフリー伝送を成功させた。また本実験ではミリ波帯と中間周波数帯間の無線信号の周波数変換は光の領域で行った。ミリ波帯のROFでは色分散によるフェージングが問題となるが本方式ではそれらは抑えられている。

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参考文献 (9)*注記

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