配管及び計測条件がコンクリートの簡易圧送性評価に与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • INFLUENCE OF PIPING ROUTE AND MEASUREMENT CONDITIONS ON THE SIMPLE EVALUATION OF CONCRETE PUMPABILITY

抄録

本研究では実機の試験圧送でベント管の角度や数と配管径の異なる2種類の配管条件が、配管に加速度センサーを取り付けて行うコンクリートの簡易圧送性評価に与える影響を検討した。その結果、配管径の大きさに関係なく、コンクリート中の骨材と管壁の摩擦、衝突によって生じる振動の周波数は1,000~1,500Hz付近に確認できること、ベント管の角度の大きさに関係なく、振幅のピーク値はポンプ車に一番近い位置のベント管で高くなることを示した。また、ポンプ車に近い位置のベント管とその先の水平管で計測した結果より、加速度の値の乱れや振幅のピーク値の大きさから圧送性の違いを評価できることを示した。

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被引用文献 (2)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204829293824
  • NII論文ID
    130005129362
  • DOI
    10.14250/cement.68.268
  • ISSN
    21873313
    09163182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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