介護現場における認知症の行動・心理症状に関する行動コンサルテーションの効果—予備的介入—
書誌事項
- タイトル別名
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- Behavioral Consultation for Elderly Care Setting Residents with Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia: A Pilot Study
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抄録
<p>応用行動分析に基づく介護者研修は、認知症の行動・心理症状(BPSD)のための推奨度の高い介入法として位置づけられている。しかし介護現場では、日常業務の多忙さや交替勤務などによって研修の実施が難しい場合も少なくない。本研究では、研修の代替手段として介護現場で応用行動分析に基づくコンサルテーション(行動コンサルテーション;BC)を行い、その効果について予備的研究を行った。対象者はBPSDがみられた認知症高齢者3名と、その介護者であった。研究デザインは、BCを通して作成された介入計画に基づく介護者の介入行動に対しては被験者間マルチプルベースラインデザイン、介護者の介入行動による認知症高齢者の標的行動にはABAデザインを適用した。結果、介入行動の変化に伴いすべての認知症高齢者の標的行動が望ましい方向へ変化した。以上より、介護現場におけるBCは、BPSDの改善に効果があることが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 行動療法研究
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行動療法研究 43 (1), 27-38, 2017
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204836052096
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- NII論文ID
- 130006164601
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- ISSN
- 24242594
- 09106529
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可