書誌事項
- タイトル別名
-
- Implantation of a Vibratory Mass Transducer on the Round Window: A Report of Two Cases
- Vibrant soundbridge ニ ヨル セイエンソウ シゲキホウ 2レイ ホウコク
この論文をさがす
説明
鼓室形成術で聴力改善を期待できない混合難聴患者2名に対し, Vibrant Soundbridge®(VSB) の振動子を正円窓膜上に埋め込み蝸牛を直接振動刺激する正円窓刺激法を本邦で初めて施行し, 術前後の裸耳・装用耳の聴力を比較検討した. 2例とも左耳へのVSB埋め込みを行ったところ, 術後の気導・骨導聴力に術前と比べて著変を認めなかった. 左VSB装用時, 2症例ともに術前の気導補聴器やBAHAの装用時と同程度の聴取閾値となった. 音場語音検査やJapanese HINT検査でも同様の結果が得られた. 本術式は気導補聴器やBAHAと同程度の補聴効果が期待できると考えられる.
収録刊行物
-
- 日本耳鼻咽喉科学会会報
-
日本耳鼻咽喉科学会会報 111 (10), 668-671, 2008
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205007614208
-
- NII論文ID
- 10024836007
-
- NII書誌ID
- AN00191551
-
- COI
- 1:STN:280:DC%2BD1cjotFeqtg%3D%3D
-
- ISSN
- 18830854
- 00306622
-
- NDL書誌ID
- 9693995
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可