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- 青木 定夫
- 新潟薬科大学薬学部病態生理学研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- Chronic lymphocytic leukemia
- マンセイ リンパセイ ハッケツビョウ
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説明
慢性リンパ性白血病(chronic lymphocytic leukemia, CLL)の治療は,新薬の開発によって大きな転換期を迎えている。代表的な新規薬剤に,B-cell receptor (BCR)シグナル伝達阻害薬がある。そのうちBruton's tyrosine kinase (BTK)を阻害するibrutinib (IBR)とClass I phosphatidylinositol 3-kinases p110δ isoform (PI3Kδ)を阻害するidelalisib (IDL)の開発が進んでいる。これらは,経口薬で予後不良因子の17p-欠失を有する例にも有効で,難治および初発CLLの治療で期待できる。そのほかの作用機序としてBCL-2を阻害するABT-199は,経口でCLL細胞の死を誘導する薬剤で,再発難治例で高い有用性が示されている。新規抗CD20抗体のobinutuzumabは,単独でもアルキル化剤との併用でも,再発難治CLLに効果を示し,従来の抗体薬と比較して高い有効性が示されている。しかし日本の現状では,新規薬剤を自由に使える環境は整っておらず,drug lagの解消が望まれる。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 57 (3), 238-248, 2016
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205036301824
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- NII論文ID
- 130005145484
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 027242233
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- PubMed
- 27076234
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可