医療・介護現場の方言を外国人はどう理解するか
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- 後藤 典子
- 東北文教大学短期大学部
書誌事項
- タイトル別名
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- How Foreigners Understand Dialects in Medical and Nursing Situations
- ――他地域出身日本人と比較して――
- A Comparison with the Level of Understanding of Japanese from Other Districts
抄録
<p> 本稿は,地方の医療・介護現場で患者や介護施設利用者が使用する方言発話を聞いて,外国人がどう理解するかを調査し,理解の特徴を明らかにしようとするものである。山形の方言発話で,方言が使用されやすく緊急度の高い「痛み」や「排泄」に関わるものを取り上げた。結果,外国人と日本人の方言理解には大きな差が見られた。外国人は大まかな意味のみを理解し,不理解となる特徴は,共通語が予想されにくい形,オノマトペ,日常生活であまり使用されない語彙,方言の語彙や表現だった。日本人には理解されていた身体部位や排泄に関わる語彙に不理解が多く注意を要することなどがわかった。</p>
収録刊行物
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- 日本語教育
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日本語教育 161 (0), 42-49, 2015
公益社団法人 日本語教育学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390001205161984512
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- NII論文ID
- 130006889413
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- ISSN
- 24242039
- 03894037
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可