磁気エネルギー回生双方向電流スイッチの応用
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説明
本論文では, 磁気エネルギー回生双方向電流スイッチとその応用について提案する。このスイッチは電流遮断時に負荷のインダクタンスに蓄えられた磁気エネルギーを吸収し, 次回オン時に負荷に回生することで, 任意の位相で高速な電流のオン・オフ制御が可能である。また, ゼロ電圧・ゼロ電流スイッチであり, スイッチング損失が小さく低損失である。DC回路での応用例として, 磁気エネルギー回生スイッチを多段にし, 高電圧パルスを発生させる半導体マルクス回路を示す。また, AC応用として同期発電機にこのスイッチを適用し, 同期リアクタンスによる出力電圧の低下を補償し, 出力を増加させることについて検討する。
収録刊行物
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- パワーエレクトロニクス学会誌
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パワーエレクトロニクス学会誌 29 (1), 86-92, 2003
パワーエレクトロニクス学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205220386688
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- NII論文ID
- 130003710120
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- ISSN
- 18843239
- 13488538
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可