局所陰圧閉鎖処置における種々の工夫

  • 黒川 正人
    Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Takarazuka City Hospital

書誌事項

タイトル別名
  • Developmental Application of Negative-Pressure Wound Therapy
公開日
2013
DOI
  • 10.11310/jsswc.4.87
公開者
一般社団法人 日本創傷外科学会

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説明

局所陰圧閉鎖処置における工夫として,①人工真皮との併用,②シューレース法との併用,③植皮への応用,の 3 通りの方法について述べる。人工真皮との併用では,早期の人工真皮のコラーゲン層内への線維芽細胞および血管内皮細胞の侵入による,良好な真皮様肉芽組織の形成が目的となる。そのほかに人工真皮の脱落やずれの予防,人工真皮の感染の抑制,軟部組織の増量などの利点がある。シューレース法との併用では,シューレース法による水平方向の縮小と,局所陰圧閉鎖処置による垂直方向とポケットの縮小による創収縮の促進が目的となる。植皮への応用では,自着性ポリエチレン・メッシュと併用することで植皮片のずれがなく,固定が簡便に行え,手術時間の短縮にもなった。

収録刊行物

  • 創傷

    創傷 4 (2), 87-95, 2013

    一般社団法人 日本創傷外科学会

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