「患者の求める医療連携」を推進・形成させる潜在的な因子の特定

  • 松山 裕
    東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 生物統計学分野
  • 原 直彦
    医療法人 原三信病院 広報・医療連携室
  • 竹内 文乃
    東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 生物統計学分野
  • 前田 晋至
    東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 生物統計学分野 医療法人 原三信病院 総合診療科

書誌事項

タイトル別名
  • Identification of latent factors that promote and establish interinstitutional relations regarding medical treatment that patients demand
  • 「 カンジャ ノ モトメル イリョウ レンケイ 」 オ スイシン ・ ケイセイ サセル センザイテキ ナ インシ ノ トクテイ
公開日
2012
DOI
  • 10.14442/generalist.35.291
公開者
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会

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説明

要 旨<br>緒言 : 病態が安定した患者を周辺医療機関に逆紹介するも, しばしば「医師の望む医療連携」の推進・形成ができない. <br>目的 : 第一に, 「患者が求める医療連携」を把握することで, 医療連携が推進・形成される材料を得ること, 第二に, 患者背景, 連携先医療機関および総合病院の背景について, 構造方程式モデリングを用いて実証的に検証し, 医療連携が推進される潜在的な因子を特定することを目的とした. <br>方法 : 471例を対象者とし医療連携に関するアンケート調査を行った. <br>結果 : 患者が求める連携先医療機関への希望・期待には, 「総合病院との強い連携」および「専門医であること」に関連が認められた. 一方, 外来業務負担の軽減を目的とする「長期処方」は, 医療連携を妨げる強い因子であった. <br>結論 : 患者, 連携先医療機関および総合病院の3者の強い連携は, 円滑な医療連携が推進される「患者が求める医療連携」の潜在的な因子であることが示唆された.

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参考文献 (10)*注記

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