鹿児島県長島周辺海域における潮流パワーポテンシャルについて

  • 堀田 正資
    (株)東京久栄 エンジニアリング部 設計課
  • 山城 徹
    鹿児島大学 学術研究院 理工学域工学系 海洋土木工学専攻
  • 加古 真一郎
    鹿児島大学 学術研究院 理工学域工学系 海洋土木工学専攻
  • 城本 一義
    鹿児島大学大学院 理工学研究科 技術部

書誌事項

タイトル別名
  • POWER POTENTIAL OF TIDAL CURRENTS AROUND THE NAGASHIA STRAIT

抄録

潮流発電に関連して現地観測と数値計算を行い,鹿児島県長島周辺海域における潮流パワーポテンシャルを算定した.その結果,長島海峡では潮流パワーが2.2 kW/m2,黒之瀬戸では6.0 kW/m2の地点が存在することを明らかにした.さらに,潮流発電装置を20機設置した場合の数値実験を行うと,1日あたりの抽出可能エネルギーが長島海峡では447 MW,黒之瀬戸では540 MWあること,発電装置の設置によって長島海峡では6 cm/s,黒之瀬戸では11cm/sの流速減少が発生することが示唆された.

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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