豪雨災害を対象とした保育所の業務継続のあり方

書誌事項

タイトル別名
  • APPROPRIATE WAY OF BUSINESS CONTINUITY FOR NURSERY SCHOOL DUE TO HEAVY RAIN DISASTER

抄録

養護と教育を一体的に実現することを責務とする保育所では家庭や学校以上に安全管理の高度化が求められている.近年,頻発する集中豪雨時のリスクマネジメントは保育所にとって喫緊の課題となっている.2011年から2013年までに発生した豪雨による保育所の被災状況と保育を再開するまでの取り組みについて保育所職員を対象としてインタビュー調査を実施した.インタビューで得られた内容を分析した結果,豪雨災害時の保育所での児童・職員の安全管理の点では避難を開始する水位の合理的決定や職員の緊急参集時の安全確保で問題があることや保育業務を早期に再開するための業務継続計画の策定が進んでいない状況など多くの課題が抽出された.

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参考文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205356042496
  • NII論文ID
    130004962347
  • DOI
    10.2208/jscejsp.70.i_45
  • ISSN
    21856621
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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