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- 松井 愛奈
- お茶の水女子大学人間文化研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Initiation of Interactions with Peers in Play: A Longitudinal Study of Preschoolers
- ヨウジ ノ ナカマ エ ノ ハタラキカケ ト アソビ バメン ト ノ カンレン
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抄録
幼児の仲間への働きかけと遊び場面との関連を検討した。幼稚園で3歳児から3年間, ビデオによる自由遊び場面の自然観察をおこない, 観察対象園の遊びとしてよく見られ, 仲間との相互作用の開始場面も多く生じた5場面を比較した。区画/コーナー遊びは他と区切られた場所で, ごっこ遊びがおこなわれることが多い。遊びの展開状況をすぐに理解することは難しく, 参加には役が必要である。4歳児で遊び内容に沿った働きかけは少なく, 明示的仲間入りが多かった。組み立て遊びでは材料の運び出しや組み立てによりメンバーの出入りが多く, ごっこ遊びが並行していることも多い。4歳児で注意のひきつけ, 明示的仲間入りが多かった。砂遊びはオープンスペースで砂や水を使う活動であり, 3歳児で呼びかけ, 自分の活動提示, 相手が必要なものを与えるなど暗黙的な働きかけが多かった。躍動遊びは動的な活動であり, 3, 4歳児で仲間と同じような動きにより入っていくことが多かった。ルール遊びには一定のルールや順序があり, 4, 5歳児で明示的仲間入りが多かった。幼稚園で特徴的な場面において幼児がどのようにして集まり, 相互作用を開始しているのかを捉えることができた。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Educational Psychology
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The Japanese Journal of Educational Psychology 49 (3), 285-294, 2001
The Japanese Association of Educational Psychology
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205460618880
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- NII論文ID
- 110001897541
- 130004624091
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- NII書誌ID
- AN00345837
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- HANDLE
- 10083/31360
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- NDL書誌ID
- 5939653
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- ISSN
- 00215015
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可