アクリルオリゴマー濃厚溶液の粘度の温度依存性

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タイトル別名
  • Viscosity-Temperature Relationship of High Solid Acrylic oligomer Solutions
  • アクリル オリゴマー ノウコウ ヨウエキ ノ ネンド ノ オンド イゾンセイ

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説明

モノマー組成, 分子量, 濃度の一連に異なるアクリルオリゴマーのメチルペンチルケトソ濃厚溶液の粘度について検討した。<BR>粘度の温度依存性は分子量が低い範囲ではWLF式で説明されたが, 分子量が大きくなるとWLF式からのずれが大きくなった。しかし, その場合でもWLF式中の定数の1つを適当に選ぶと良く適合することがわかった。<BR>WLF式により溶液の粘度から計算した溶液のガラス転移温度と溶剤濃度との間には良い直線関係が成立した。<BR>濃度, 温度各2点ずつ計4点の粘度測定を行うと, オリゴマーの分子量が大きい範囲でも任意の濃度, 任意の温度における溶液の粘度を精度よく推定できることを示した。

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