筑波大学創造的復興教育プログラムの意義とローカルデザインへの展開

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タイトル別名
  • Creative Reconstruction Educational Program of the University of Tsukuba for the Great East Japan Earthquake and evolvement to Local Design

抄録

「多領域と芸術の融合による創造的復興に向けた人材育成プログラムの構築 —希望に満ちた日本にするために—」( 以下創造的復興教育プログラム)は、筑波大学芸術専門学群 が中心となり、東日本大震災 発生の1 年後、2012(平成24)年4 月から4 年間行った教育プログラムである。芸術に主眼を置きながらも、総合大学の中に設置された教育環境を生かし、他の領域の学生および教員も協働しながら、被災地にける<br>問題発見から解決までの一連の活動を創造的な視点で行おうという試みであった。これにより、「繋ぐ力」「情報発信力」「突破力」を身につけた人材を輩出することを教育目標としていた本プログラムは、被災地に隣接する地理的特徴を活かし、復興支援と人材育成の両面を持つ教育プログラムと位置づけた。本論ではこのプログラムを精査し、その成果と意義を明らかにした上で、今後の可能性として創造的ローカルデザインへの展開を述べる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205609497984
  • NII論文ID
    130005162343
  • DOI
    10.11247/jssd.63.0_77
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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