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- 小友 進
- 大正製薬 (株) 総合研究所薬理研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- The hair growth effect of minoxidil
抄録
ミノキシジルは血管拡張作用を有し, その作用は代謝物であるミノキシジルサルフェートのK+チャンネル開放作用にもとづくことが知られている. 一方, ミノキシジルは発毛効果も示し, その効果は臨床試験においても確認されているが, 作用メカニズムに関してはかならずしも完全に解明されているとはいい難い. ミノキシジルの動物実験での発毛効果は, サル・ラット・マウス等において発現し, この効果の一部には, 皮膚血管の拡張による血流増加が関与するものと考えられている. しかし, これ以外に毛包に対する直接作用があることが, in vitroの皮膚細胞や毛包の培養試験から明らかにされてきた. しかも, これにはミノキシジルから毛包スルホトランスフェラーゼによって変換されたミノキシジルサルフェートが関与し, さらに血管拡張作用と同じく, そのK+チャンネル開放作用が重要な役割を果たしていることが示唆されてきている.
収録刊行物
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- 順天堂医学
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順天堂医学 37 (4), 606-612, 1992
順天堂医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205744828544
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- NII論文ID
- 130004711233
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- COI
- 1:CAS:528:DyaK38XlsVaktr0%3D
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- ISSN
- 21882134
- 00226769
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可