09方−26−ポ−42 バレーボールにおけるアンダーハンドレシーブの「ボールの勢いを吸収する」感覚に関する発生運動学的考察

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タイトル別名
  • 初級学習者指導における事例から

抄録

<p> バレーボールにおいて、勢いのある強いサーブやスパイクをレシーブする際には、その勢いを吸収しボールをコントロールする必要がある。そのための方法について技術書によっては、「腕を引いて」というような表現が用いられていたり、単に「ボールの勢いを吸収する」という記述がされていたりすることがある。しかし、実際に「腕を引いて」ボールの勢いを吸収しようとしても「吸収する」という感覚がわからないため、ボールコントロールができずにいる学習者も存在するのである。特に初級段階の学習者においてアンダーハンドレシーブの際に、強打に対してぶつかってしまうようなレシーブをし、結果ボールがネットを越えてしまったり、狙った位置に返球できたとしてもボールが高く上がってしまったりする様子が見受けられる。ここに、ボールの勢いを吸収する感覚を適切に学習者に伝える必要性を感じる。本研究は、バレーボールのアンダーハンドレシーブにおける「ボールの勢いを吸収する」感覚について、実際の指導事例を取り上げ発生運動学の立場から考察したものである。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205805873536
  • NII論文ID
    130005245405
  • DOI
    10.20693/jspehss.67.270_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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