ISDN(384kbps)によるドイツ-日本間多地点手術中継実験 : 共同利用型遠隔医療教育の実用化を目指して

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タイトル別名
  • Live Video Transmission of Surgery Between Japan and Germany at Multi-Locations via ISDN (384kbps) : Exploring the Practical Implementation of Collaborative Tele-Medical Education
  • ISDN 384kbps ニ ヨル ドイツ ニホン カン タチテン シュジュツ チュウケイ ジッケン キョウドウ リヨウガタ エンカク イリョウ キョウイク ノ ジツヨウカ オ メザシテ

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抄録

桐蔭横浜大学では、遠隔医療教育の研究を進め、2001年9月にISDNとテレビ会議装置を使ってドイツ ノルトライン・ウェストファーレン州 バートエーンハウゼンの心臓病センターと桐蔭横浜大学とを結んだ心臓手術中継実験を行った。この実験成果を踏まえ、翌年2002年6月に共同利用型の遠隔医療教育の実証実験として同心臓病センターと桐蔭横浜大学、埼玉医科大学との3地点間を結んだ多地点心臓手術中継実験を行い、学生に対するアンケート調査によりその教育的効果を分析した。アンケートの結果では、学生は遠隔医療に対して高い関心をもっており、遠隔医療教育による講義を望んでいることが分かった。また、多地点での遠隔討論については教育効果を高めるという評価結果であり、共同利用型遠隔医療教育の有用性が確認された。

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