書誌事項
- タイトル別名
-
- Sclerotium Formation of Morchella esculenta Collected in Japan
- ニホンサン アミガサタケ ノ キンカク ケイセイ
この論文をさがす
説明
アミガサタケの栽培方法を確立するために,菌核の形成方法を検討した.アミガサタケは腐生菌の培養に用いられているバーク堆肥よりも,穀物を用いた培地の方が良好な菌核発生を示した.また,穀物培地を用いた場合,培地中に空隙があることが重要であることが明らかとなった.さらに,上段に貧栄養の土壌培地,下段に富栄養の穀物培地を重ねた二段培地上に菌核を移したところ,菌核がより大きく生長することが確認できた.菌核の生長は上段の培地がpH7.5の時が最も良かった.菌核は土などを巻き込みながら近くの菌核と融合して直径3〜4cm程度の大きさに生長し,子実体の発生には充分であると期待される大きさに達した.
収録刊行物
-
- 日本応用きのこ学会誌
-
日本応用きのこ学会誌 11 (2), 85-91, 2003
日本きのこ学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206222616960
-
- NII論文ID
- 110008679519
-
- NII書誌ID
- AA12493760
-
- ISSN
- 24330957
- 13453424
-
- NDL書誌ID
- 6727134
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可