流域の理水特性に関する研究 (VII)

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the water regulating characteristics of watershed (VII)
  • 流域の理水特性に関する研究-7-流況係数と流域の地形・地質との関連について
  • リュウイキ ノ リスイ トクセイ ニカンスルケンキュウ 7 リュウキョウ ケイ
  • 流況係数と流域の地形・地質との関連について
  • Effect of basin characteristics on the water regulating characteristics of watershed

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説明

流域の理水特性の表承法の一つとして,渇水量と豊水量の比を流況係数と名づけ検討を行なった結果,それは主として平,低水部の流出特性を表示するものであり,流域間の流出の一様性の比較に用いることができることがわかった。この流況係数と流域の地形,地質,雨量,流量等の因子との関連を多変量解析の手法を用いて解析した。その結果,流出の一様性に最も大きく影響する因子は地質であり,流況係数は地質の細かい相異なども検出しているようである。流域の開析度を表現するものとして岸際は流域開析度係数を提案したが,流況係数と関連のある地形霞子は,この流域醐析度係数だけに有意性が認められ,谷頻度も若干の関連が認められた。雨量,流量等との関連は認められなかった。

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