13ア-10-口-06 車いすバドミントン初心者に対する導入プログラムの検討1
書誌事項
- タイトル別名
-
- きっかけ・継続・普及の要素に注目して
抄録
<p> 国民の平等なスポーツ権が提唱される中、障がい者がスポーツを日常的に享受できる環境構築が求められる。特に障がい者のスポーツ実施率を高めるためには、選択できるスポーツの多様化が必要であり、バドミントンにおいても導入プログラムを構築すべきである。今回は車いす利用者に着目し、車いすバドミントン初心者に対する導入プログラムに必要な要素を明らかにし、プログラム構築のための基礎資料を得ることを目的とした。車いすバドミントン継続者5名を対象に半構造化インタビューを行い、始めた頃からを振り返った語りを通して継続できた要因を明らかにした。きっかけ作りには、興味や受傷前のバドミントン経験に加え、他者からのすすめ、広報による情報発信や体験会が重要であることが示された。また継続にはチェアワーク、ヒッティング等の練習、印象のギャップ、仲間等が重要で、楽しいという気持ちが前提にあった。導入プログラムには、車いすバドミントンに出会うきっかけ作りが重要になると同時に、続けたいと思える内容が必要である。それらが競技人口や認知度向上の普及へと繋がることが考えられた。普及には、場や志向性への考慮、指導者が重要な要素であった。</p>
収録刊行物
-
- 日本体育学会大会予稿集
-
日本体育学会大会予稿集 70 (0), 335_3-335_3, 2019
一般社団法人 日本体育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390002184855223424
-
- NII論文ID
- 130007770608
-
- ISSN
- 24241946
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可