書誌事項
- タイトル別名
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- Factors Related to Mild Cognitive Impairment Among Older Adult Users of Outpatient Preventive Long-term Care Services
- カイゴヨボウツウショカイゴ オ リヨウ スル コウレイシャ ノ ケイド ニンチ ショウガイ ト ソノ カンレン ヨウイン
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抄録
<p>介護予防通所介護を利用する高齢者を対象としたコホート研究のベースラインデータを用いて軽度認知障害(MCI)とその関連要因について検討した。</p><p>対象の登録は2017年3月と2018年3月とし,聴力測定,日本版 Montreal Cognitive Assessment(MoCA-J)による認知機能検査,自記式質問紙調査を実施した。MoCA-Jの得点が25点以下をMCI, 26点以上を健常に分類した。ロジスティック回帰分析で多要因の影響を調整し,MCIに関するオッズ比(OR)を算出した。</p><p>本研究の登録者は296人で,認知機能低下者は217人(73%)であった。登録者のうち,質問紙の回答が得られた272人を解析対象とした。年齢が上がるほど,MCIを有する者が多くなっており(65-79歳に対し80-84歳においてOR=2.18,85歳以上においてOR=6.56),糖尿病の既往があるものでMCIに対するORが上昇していた(OR=3.06)。一方,MCIに対するオッズ比が低下したものは,女性(OR=0.46),脳血管疾患の既往あり(OR=0.30),心疾患の既往あり(OR=0.39)であった。また,老研式活動能力指標の得点が上がるほどMCIを有する者の割合が少なくなっていた(1-9点に対し10-11点においてOR=0.20,12点以上においてOR=0.37)。</p><p>本研究の結果から,加齢や糖尿病はMCIのリスクである可能性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本健康医学会雑誌
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日本健康医学会雑誌 30 (1), 83-90, 2021-04-30
日本健康医学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390007437193345792
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- NII論文ID
- 130008070369
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- NII書誌ID
- AA11419208
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- ISSN
- 24239828
- 13430025
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- NDL書誌ID
- 031479602
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可