訪問看護で注射器等を安全に廃棄できる携帯用医療廃棄容器の開発-訪問看護師による開発容器と既製容器の評価を通して-

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  • ホウモン カンゴ デ チュウシャキ トウ オ アンゼン ニ ハイキ デキル ケイタイヨウ イリョウ ハイキ ヨウキ ノ カイハツ : ホウモン カンゴシ ニ ヨル カイハツ ヨウキ ト キセイ ヨウキ ノ ヒョウカ オ トオシテ

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医療機関を対象に販売されている携帯用医療廃棄物容器と,訪問看護用で開発した携帯用医療廃棄物容器を訪問看護師に提供し,①針刺し予防効果,②操作の簡便性,③経済性,④耐久性,⑤密封性,⑥常用性を,「大変良い」4 点~「良くない」1 点の4 肢択一と理由等についての記述で回答を得た。その結果,6 項目全て販売されている携帯用医療廃棄物容器が高得点だったが,蓋の開閉や翼状針の跳ね返りから生じる針刺しの危険性,ベッド周囲に置く場合の不安定さがあった。開発した携帯用医療廃棄物容器は翼状針の跳ね返りはなかったが,次の訪問先で使用することの抵抗感や,ストップメイト操作のしづらさ,廃棄物回収箱移し替えの困難さから生じる針刺しの危険性があった。  訪問看護で用いられる携帯用医療廃棄物容器は利用者宅で安全に使用できる以外に,軽く,適切 な大きさで,さらに移動時に廃棄物が容器から漏出せず,次の利用者宅でも抵抗なく安全なものが 求められる。

Journal

  • 青森県立保健大学雑誌

    青森県立保健大学雑誌 18 1-7, 2018-03-22

    青森県立保健大学研究推進・知的財産センター研究開発科委員会大学雑誌チーム

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