尾張の古代官衙遺跡をかんがえる −稲沢市北丹波・東流遺跡の検討−

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タイトル別名
  • オワリ ノ コ ダイカンガイセキ オ カンガエル : イナザワシ キタタンバ ・ ヒガシリュウ イセキ ノ ケントウ

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説明

稲沢市北丹波・東流遺跡は、尾張国府成立頃の8世紀第1四半世紀を中心とする遺構と遺物がまとまって確認された。遺跡は尾張国府中枢部へつながる「想定・東山道尾張路」の東西路付近に位置し、正方位指向の軸線上に遺構が展開する。本稿は、これら遺構と遺物を通して官衙的性格を導き出し、『続日本紀』に登場する国司笠朝臣麻呂に関連する記事と調査成果をあわせてかんがえてみたい。

収録刊行物

  • 研究紀要

    研究紀要 21 23-40, 2020-05

    公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター

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