書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Atypical Absence Status Controlled by Corpus Callosotomy
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説明
<p>脳梁離断術はてんかん性スパズム、強直発作、脱力発作などの転倒する発作で最も有効とされる。今回、非定型欠神発作重積に脳梁離断術が有効だった1例を経験したので報告する。症例は6歳女児。生後Down症候群と診断された。8カ月時にWest症候群を発症した。5歳時から強直発作、ミオクロニー発作、非定型欠神発作などの多彩な発作を認めるようになり、Lennox-Gastaut syndrome spectrumと診断した。6歳0カ月時には最大で1日100回以上の非定型欠神発作が出現して、脳波検査では発作時、発作間欠時脳波ともに全般性変化を呈した。難治に経過し、薬剤治療による欠神発作重積の抑制は困難と判断して6歳1カ月時に脳梁離断術を行った。手術直後から各種発作は消失した。術後の脳波では全般性棘徐波が右前頭部に局在化した。脳梁を介した神経興奮の拡がりが脳梁離断術によって抑制されたことによって、全般発作である非定型欠神発作が抑えられた可能性を考えた。本症例の経験から、特に欠神発作重積が薬剤抵抗性で退行を呈するなどの緊急性を要する症例では、脳梁離断術の適応を積極的に検討すべきと考えた。</p>
収録刊行物
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- てんかん研究
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てんかん研究 40 (3), 541-547, 2023-01-30
一般社団法人 日本てんかん学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013485542863872
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- ISSN
- 13475509
- 09120890
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可