鹿児島湾のアマモ場:2021年の分布状況と長期的な衰退

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タイトル別名
  • Seagrass bed in Kagoshima Bay: The distribution status in 2021 and long-term decline

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説明

<p> 鹿児島湾のアマモ場の分布の現況を把握するため,2021年に湾内外の77か所において調査を行った。調査は潜水または海岸踏査によって海草の生育範囲を確認し,群落内に無作為に設置した方形枠で被度を記録した。その結果,湾内ではアマモ,コアマモ,ヤマトウミヒルモが見られ,湾外ではこれらに加えてオオウミヒルモ,カワツルモが見られた。アマモ場の面積は湾内で4.39 ha,湾外4か所を含めても6.46 haとなり,湾内のアマモ場の面積は2006年の調査時の11.6%,1978年の2.4%まで減少していた。</p>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 89 (6), 510-520, 2023-11-15

    公益社団法人 日本水産学会

参考文献 (17)*注記

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