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- 宮地 輝光
- 東京工業大学物質理工学院応用化学系
書誌事項
- タイトル別名
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- Recent Progress in the Usage of Methanotrophic Bacteria as Methane-converting Biocatalysts
- Toward Practical Methanol Synthesis at Ambient Conditions
- 実用化可能な常温常圧でのメタノール合成に向けて
説明
<p>メタンはこれまで,燃料や化学品原料として利用され,人類社会の発展を支えてきた.ところが近年,地球温暖化に及ぼす影響が大きな温室効果ガスとして着目されるようになった.そのため,農畜産業や廃棄物からのメタン排出量を削減する試みや,カーボンニュートラルなメタンを製造する技術の実用化に向けた動きが進んでいる.より自由自在にメタンを扱えるワザを手にできれば,地球環境へ負荷をかけずに有用なエネルギー・炭素資源であるメタンを使い続けられる.さまざまなメタン変換技術の研究が進んでいる現状において,メタン利用技術の一つであるバクテリアを触媒として利用したメタンからのメタノール合成ついて,本稿では紹介する.</p>
収録刊行物
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- 化学と生物
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化学と生物 61 (2), 57-63, 2023-02-01
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017522235149568
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- ISSN
- 18836852
- 0453073X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可