女子大学生における摂食障害の予防的介入

説明

<p>摂食障害は思春期・青年期の女性を中心に広まっている,心身に深刻な影響を与える精神疾患である。コロナ禍において,摂食障害や食行動の問題が増えていることも報告されている。死亡率が高く慢性化しやすいことから,摂食障害に対する早期の治療や予防が求められている。摂食障害の予防的介入として,海外では「不協和理論に基づく介入(Dissonance-based intervention; DBI)」が推奨されている。DBIは,認知的不協和を起こすことで痩せ理想を低減させ,身体イメージの受容を目指す集団形式の介入プログラムである。講演者は,女子大学生における摂食障害の予防的介入として,DBIを日本に導入するための研究を進めてきた。本講演では,摂食障害予防に関する研究の動向について紹介するとともに,女子大学生における摂食障害のリスク要因の検討や,女子大学生を対象とした摂食障害の予防的介入の有効性検討に関する一連の研究成果について報告する。最後に,思春期・青年期の女性における摂食障害の予防に関する課題や展望について議論したい。</p>

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