退屈状態および退屈回避行動時の偶発記憶

書誌事項

タイトル別名
  • Incidental memory during boredom and boredom avoidance behavior
公開日
2025
DOI
  • 10.14875/cogpsy.2025.0_141
公開者
日本認知心理学会

説明

<p>ヒトはしばしば退屈から逃れるために不快刺激すら受け入れる(退屈回避行動)。不快刺激の受容は好奇心喚起時にも生じることから,両者が認知的に類似した性質を有している可能性がある。そこで本研究では,退屈回避行動が好奇心同様に記憶亢進を生じさせるのか検討した。実験は画像刺激の偶発学習と再認テストで構成されていた。偶発学習段階では,実験参加者は系列呈示される画像を眺め,単調すぎて見続けることが耐え難い場合にのみ所定のキーを押すよう教示された。なお,キー押しをした場合,画像呈示終了後に不快な電気刺激が呈示されることが予め伝えられていた。その後の再認テストの結果は予測に反し,退屈回避行動時に呈示された画像の記憶成績は,その他の画像の記憶成績よりも低かった。すなわち,退屈回避行動に際して,課題関連刺激については十分な記憶処理がなされなくなることが示唆された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390025817053376000
  • DOI
    10.14875/cogpsy.2025.0_141
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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