ダム堆積土砂を用いた緑川河口干潟への覆砂の現地実証実験

  • 田井 明
    福岡工業大学 社会環境学部社会環境学科
  • 小森田 智大
    熊本県立大学 環境共生学部環境資源学専攻
  • 山田 勝雅
    熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター合津マリンステーション

書誌事項

タイトル別名
  • FIELD EXPERIMENT ON SAND COVERING USING DAM-DEPOSITED SEDIMENT IN THE TIDAL FLAT AT THE MOUTH OF THE MIDORIKAWA RIVER
公開日
2026
DOI
  • 10.2208/jscejj.25-16149
公開者
公益社団法人 土木学会

説明

<p> 干潟は,豊かな生物多様性と高い水質浄化機能を有する重要な沿岸生態系であり,貝類の採取やノリ養殖などの漁業生産の場としても活用されている.しかし,河川構造物や沿岸開発により泥質化や生物生息場の劣化が進行している.本研究では,緑川河口干潟を対象に,緑川ダム湖に堆積した砂礫を用いた覆砂実証実験を実施し,覆砂が地盤高やアサリ個体群の生育環境に及ぼす影響を評価した.得られた結果として,覆砂後半年間,地盤高はおおむね安定して維持され,覆砂区域ではアサリの個体密度および殻長の成長が顕著に促進されることが分かった.特に粗粒材を含む覆砂は,生息環境の改善に寄与し,アサリの定着や成長に好影響を及ぼすことが示された.</p>

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

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