複数回ステレオガイド下マンモトーム生検を行った症例の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Repeat Stereotactic Vacuum-assisted Breast Biopsy for Diagnosis of Non-palpable Breast Lesions
公開日
2008
DOI
  • 10.3804/jjabcs.17.251
公開者
特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会

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説明

ステレオガイド下マンモトーム生検(stereotactic vacuum-assisted breast biopsy:ST-VAB)症例の増加に伴い,複数回検査が行われる症例を経験したので,ST-VAB後の適切な観察期間の確立を試みた。対象は1998年9月から2007年9月のST-VAB 464例中,同一の非触知石灰化病変に対し複数回ST-VABが施行された10症例である。初回時のMMGは全症例カテゴリー4以上であった。初回ST-VABで良性と診断された7例は,8から73ヵ月後の再生検でも良性であった。初回ST-VABで悪性疑いと診断された3例は,6から13ヵ月後の再生検では全例DCISであった。3例の術後病理組織検査では1例に1.4mmの微小浸潤を認めたが,他2例中1例はDCIS,1例は転院・不明であった。初回ST-VABで良性が確認され,その後もMMGカテゴリーが不変・改善症例では,MMGでの定期観察のみで再生検は不要と考えられた。一方,初回ST-VABで悪性疑い症例では最長12ヶ月以内に再生検を行うことで早期診断が行えることが示唆されたが,症例が少なく,結論は控えたい。

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