クリを加害するモモノゴマダラノメイガについて
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説明
1. 山口県内ではモモノゴマダラノメイガの発生回数は2回が主体であると考えられる。<BR>2. 第1回成虫の早晩とクリ被害程度の関係があって,早発年では被害が少ない傾向があった。<BR>3. クリの早晩と被害は,早生>中生=晩生の順で,特に早生グリに被害が多かった。<BR>4. スギに寄生するものは第1世代幼虫で,第2世代幼虫の寄生は見られず,スギはモモノゴマダラノメイガの中間寄主植物と考えられた。<BR>5. モモに寄生した個体は最も早く第2回成虫が羽化し,次いでスギの個体,クリに寄生した個体で最もおそく成虫が羽化した。
収録刊行物
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- 九州病害虫研究会報
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九州病害虫研究会報 20 52-53, 1974
九州病害虫研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679543686912
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- NII論文ID
- 130003635657
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- ISSN
- 18840035
- 03856410
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可