学際性を重視したイノベーション教育の先進事例 : スタンフォード大学Biodesignプログラム(<特集>研究開発における学際性)

書誌事項

タイトル別名
  • Interdisciplinary Fellowship Training in the United States : Case of Stanford University's Biodesign Program(<SPECIAL REPORT>TOWARD INTERDISCIPLINARITY IN RESEARCH AND DEVELOPMENT)
  • 学際性を重視したイノベーション教育の先進事例 : スタンフォード大学Biodesignプログラム
  • ガクサイセイ オ ジュウシ シタ イノベーション キョウイク ノ センシン ジレイ : スタンフォード ダイガク Biodesign プログラム
公開日
2014
DOI
  • 10.20801/jsrpim.29.2_3_160
公開者
研究・イノベーション学会

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説明

本稿は,スタンフォード大学のBiodesignプログラムを詳述し,学際性を重視したイノベーション教育に関しての考察を展開する。Biodesignは,バイオ医療分野の技術イノベーションを支える次世代の人材育成を目的として,2001年に設立された,大学院修了者を対象とした教育プログラムである。最大の特徴は,イノベーションの創出に必要とされる属性として(1)the builder,(2)the organizer,(3)the researcher and,(4)the clinicianという四つのカテゴリーを抽出し,人材を異業種から採択していることである。Biodesignでは,この混合チームを医療現場に送り込み,豊富なコミュニーケーションを通じて潜在需要を発掘させ,そこに創造性の高い解を見いださせることで,大学発のバイオ医療デバイス発明を加速度化しようとしている。技術者,科学者,ビジネス経験者と臨床医という異質な人材に共同作業を行わせ,チームの学際性を独創性に変換させようとする試みだと評価できる。Biodesignの参加者は,バイオ医療知識の習得だけでなく,チーム編成のスキルを身につけ,個人的ネットワークを広げて,起業家精神を涵養する機会を与えられる。

収録刊行物

  • 研究 技術 計画

    研究 技術 計画 29 (2_3), 160-178, 2014

    研究・イノベーション学会

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