書誌事項
- タイトル別名
-
- Distortion of Transmission Waveform on Signal Trace with Via.
この論文をさがす
説明
プリント配線板における配線設計を行う上での設計指針を与えることを目的とし, ビアをもっ配線板で信号伝送測定を行い, 配線ビアの信号伝送波形への影響を調べた。この結果, 立ち上がり1ns程度の波形に対して, 伝送波形はほとんど変化せず, ビアの個数やクリアランスの大きさを変えても波形はほとんど変化しなかった。ビア部分の特性インピーダンスを測定したところ, 特性インピーダンスはクリアランスの大きさに依存し, 配線部の特性インピーダンスから20%程度違っていた。しかし, 伝送波形の計算を行い, ほとんど影響を与えないことが計算でも確認された。つぎに, 信号の立ち上がり時間, ビアの特性インピーダンスとの波形歪と関係を計算し, 立ち上がり時間が速くなってくるとビアの影響が波形に現れてくることを明らかにした。
収録刊行物
-
- サーキットテクノロジ
-
サーキットテクノロジ 7 (5), 314-319, 1992
一般社団法人 エレクトロニクス実装学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679635726208
-
- NII論文ID
- 130004165137
-
- ISSN
- 1884118X
- 09148299
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可