ヘリコバクター除菌療法後に寛解に至った猫の胃小細胞型B細胞性リンパ腫の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case Report of Complete Remission in Feline Gastric Small B-cell Lymphoma After <i>Helicobacter</i> Eradication Therapy
- ヘリコバクタージョキン リョウホウ ゴ ニ カンカイ ニ イタッタ ネコ ノ イ ショウサイボウガタ B サイボウセイ リンパシュ ノ 1レイ
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説明
<p>5歳齢,避妊雌のアビシニアンが間欠的な嘔吐を示して来院した.上部消化管内視鏡検査を実施したところ,幽門洞に表面の滑沢な隆起病変が認められた.内視鏡生検を行い,リンパ球クローン性解析は陰性であったが,細胞診と病理組織検査の結果,胃のヘリコバクター感染と胃小細胞型B細胞性リンパ腫と診断された.抗がん剤は用いず,ヘリコバクター除菌療法によって30日間の治療を行った結果,症状は消失しリンパ腫は完全寛解に至った.1年後の病理学的検査において,ヘリコバクターの軽度の持続感染がみられたものの,胃粘膜のリンパ腫の再発は認められなかった.</p>
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 70 (8), 523-528, 2017
公益社団法人 日本獣医師会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679691053312
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- NII論文ID
- 130006085904
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 028498353
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
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- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可