子宮頚癌の腟壁浸潤巣に関する組織学的研究特にテレコバルト回転照射による腟壁の変化について

書誌事項

タイトル別名
  • Histological Studies on the Infiltration of Cervical Cancer in to the Vaginal Wall, especially on the Changes induced with Co<sup>60</sup> Irradiation with Rotation
  • シキュウケイガン ノ チツヘキ シンジュン ソウ ニ カンスル ソシキガクテキ ケンキュウ トクニ テレコバルト カイテン ショウシャ ニ ヨル チツヘキ ノ ヘンカ ニ ツイテ

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説明

テレコバルト回転照射による術前照射例164例及び非照射例178例の術後摘出標本について. 子宮頸部, 子宮旁結合織, 腟壁を含めた大標本を作製し, また残部の腟壁については子宮頸部を含めた短冊型の切片を作製して, 腟壁への癌浸潤を組織学的に検索した. 先ず非照射例については臨床期との関係, 原発巣の癌浸潤の深度との関係, また腟壁への癌浸潤の下降度及び浸潤の深度について検討すると共に両者との関係を検討した. 次いで術前照射例については臨床期との関係, また腟壁の癌浸潤巣の線量別による照射効果との関係, 腟壁の癌細胞の変性度と間質(間質結合織, 血管分布)との関係を検討し若干の知見を得たので報告する.

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