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- 岩﨑 理浩
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座口腔保健学
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- 福田 英輝
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座口腔保健学
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- 林田 秀明
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座口腔保健学
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- 北村 雅保
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座口腔保健学
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- 小山 善哉
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座口腔保健学
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- 介田 圭
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座口腔保健学
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- 川崎 浩二
- 長崎大学病院地域医療連携センター
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- 前田 隆浩
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座地域医療学
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- 齋藤 俊行
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座口腔保健学
書誌事項
- タイトル別名
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- Status and Factors of Tooth Loss on Remote Islands with No Dentist
- ムシカイ リトウ ジュウミン ニ オケル ハ ノ ソウシツ ジョウキョウ ト ソウシツ ヨウイン ニ カンスル ケンキュウ
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抄録
<p> 長崎県内には51の有人島があるが,離島は本土と比較して現在歯数が少ない.これは離島特有の歯科医院へのアクセスの悪さが関係していると考えられている.しかし,同じ離島であっても歯科医院の有無が現在歯数に与える影響や無歯科医離島住民の受療行動についての研究はなされていなかった.そこで,平成17年以降長崎大学が実施した五島市での口腔内診査と,平成22年に五島市が実施した無歯科医離島における歯科受療に関するアンケート調査を用いて,口腔内の現状と受療行動について分析した.その結果,無歯科医離島は,歯科医院のある離島と比較して平均現在歯数が有意(p<0.01)に少なく(無歯科医離島:10.8±10.5本,歯科医院のある離島:15.9±10.4本),無歯顎者の割合が有意(p<0.01)に高かった(無歯科医離島32.3%,歯科医院のある離島15.6%).また,住民の約半数の者が治療回数を減らすために抜歯を他の治療よりも優先した経験を有すること,約9割の者が島内での歯科受療を希望していることが明らかとなった.これより,無歯科医離島では,時間的,地理的制約から歯科医療機関への頻回のアクセスが困難であるため,治療回数を減らすために抜歯することが,当該地区の平均現在歯数が少なく,無歯顎者の割合が高い理由の一つと考えられた.本調査結果より,無歯科医離島における歯科医療サービスの提供体制の構築が急がれるとともに,予防対策の充実を図る必要性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 口腔衛生学会雑誌
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口腔衛生学会雑誌 66 (5), 445-451, 2016
一般社団法人 口腔衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679981375104
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- NII論文ID
- 130005180041
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- NII書誌ID
- AN00081407
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- ISSN
- 21897379
- 00232831
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- NDL書誌ID
- 027756213
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可