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- 金水 敏
- 大阪大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Role Language and Teaching Japanese as a Foreign Language
- ヤクワリゴ ト ニホンゴ キョウイク
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抄録
<p> 日本語教育,あるいは日本語教師養成のカリキュラムに役割語は必要ないという意見がある。これに対し本稿では,次の点から,日本語教師にとって役割語の知識は有用であることを示す。</p><p> 1.役割語は「マンガやアニメ等にのみ現れる特殊な言語」ではない。われわれは特定の人物像(キャラクタ)と結びついた話し方の類型(=役割語)をステレオタイプ的な知識として身につける。その意味ではすべての話し言葉は役割語としての性質を帯びているものと捉えることができる。</p><p> 2.日本語学習者は,いわば“日本語学習者”という役割のロールプレイングを現実社会の中で遂行していると見ることができる。日本語教師は,学習者のキャラクタ作りを支援する立場にあり,そのことを自覚しながら指導に当たる必要がある。</p>
収録刊行物
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- 日本語教育
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日本語教育 150 (0), 34-41, 2011
公益社団法人 日本語教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680138387200
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- NII論文ID
- 130005394722
- 40019166030
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- NII書誌ID
- AN0018947X
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- ISSN
- 24242039
- 03894037
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- NDL書誌ID
- 023446322
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可