ミンダナオ産Tajuriaの1新種(シジミチョウ科)

書誌事項

タイトル別名
  • A New Tajuria (Lepidoptera, Lycaenidae) from Mindanao
公開日
1984
DOI
  • 10.18984/lepid.34.3_127
公開者
日本鱗翅学会

この論文をさがす

説明

ミンダナオ島よりTajuriaの1新種を記載した,本新種に関する分類学的知見を教示されたJ.N.ELIOT氏に深く感謝したい.本新種はボルネオより知られるTajuria lucullus H.H.DRUCE,1904にもっとも近縁であるが,後者とは以下の特徴によって区別できる.1)翅表はわずかに淡紫色を帯びるが,lucullusでは紫色を帯びない.2)後翅裏面第1a室および第2室にある橙色の肛角斑は,第1b室にある青灰色鱗によりはっきりと分断されるが,lucullusでは肛角斑は多少とも結合する上に,第1b室の鱗粉は青味が強くなる.3)雄交器ではbrachiaはその湾曲部において突起を持たないが,lucullusでは湾曲部に突起を持つ.4)雄尾交尾器ではaedeagusはcornutusを持たないが,lucullusでは2個のcornutusを持つ.5)雄交尾器ではvalvaeはFig.3Bで示すようにその末端で,はるかに突出の度合が強く,かつくぼみの程度は弱い.父のおかげで,筆者は蝶の研究を続けてこられたので,本新種の種名は父,故松太郎に献名された.

収録刊行物

  • 蝶と蛾

    蝶と蛾 34 (3), 127-129, 1984

    日本鱗翅学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680240821760
  • NII論文ID
    110007707518
  • DOI
    10.18984/lepid.34.3_127
  • ISSN
    18808077
    00240974
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ