書誌事項
- タイトル別名
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- WAVES, CURRENTS AND CHANNEL SEDIMENTATION IN OTOSHIBOE FISHING PORT
説明
北海道南西部の噴火湾内に位置する多くの漁港では,航路や泊地の埋没が顕著に発生しており,継続的な漂砂対策が必要不可欠な状況にある.そこで本研究では,噴火湾内の南西部に位置する落部(栄浜)漁港を対象として,波浪・流況・砂面高等の現地連続観測(1時間毎)を実施し,航路および泊地埋没の要因となっている波浪・流況特性の把握を試みた.その結果,同規模の有義波高および有義波周期が発生した場合でも砂面変動に違いが見られ,その要因として(1)波浪特性として波群性の違い,(2)水位すなわち水深の違い,(3)平常時と高波浪時での流速の違いなどが挙げられた.本事例を整理することにより,今後の噴火湾内における漁港漂砂対策の一助になると考えられる.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_1006-I_1011, 2016
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680329768576
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- NII論文ID
- 130005263201
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可