789. 南極, リュツォ・ホルム湾東岸からの Cassidulinidae 科の有孔虫

書誌事項

タイトル別名
  • 789. CASSIDULINIDAE (FORAMINIFERIDA) FROM THE EASTERN PART OF LUTZOW-HOLM BAY, ANTARCTICA
  • 南極,リュツォ・ホルム湾東岸からのCassidulinidae科の有孔虫〔英文〕
  • ナンキョク,リュツォ ホルムワン トウガン カラ ノ Cassidulinid

この論文をさがす

説明

南極のリュツォ・ホルム湾東岸の隆起汀線と現世海底堆積物(海抜11.5, 9, -31.5, -98m)からCassidulinidae科の4種の有孔虫, Globocassidulina biora (Crespin), Cassidulinoides porrectus (Heron-Allen and Earland), Cassidulinoides parvus (Earland), Ehrenbergina glabra Heron-Allen and Earlandについて個体発生および解剖学的知見のもとに記載した。G. biora, C. porrectus, C. parvusの3種は, 個体発生を通じて形態変化がそれぞれ確認される。たとえば, G. bioraの口孔は個体発生を通じてI型→L型→=型の3段階の形態変化を示すため, I型とL型の幼殻期の外部形態はG. subglobosa (Brady)とG. crassa rossensis Kennettにそれぞれ類似する。また, 成長が開施回を示すC. porrectusとC. parvusは幼殻期にG. subglobosaに似る。しかし, これらの種と類似種とは殻構造と口孔の内部構造の違いによって区別することが可能である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ