青森県津軽地域の震度観測点における表層地盤の平均S波速度の推定

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タイトル別名
  • Estimation of average S-wave velocity at seismic intensity observation station around Tsugaru, Aomori prefecture

抄録

都道府県が設置している震度情報ネットワーク(以下,震度観測点)は,比較的密に設置されているが,地下構造が不明であることが利用上の大きな欠点である.そこで,青森県津軽地域の震度観測点の地下構造の推定を行った.ここでは,長尾・紺野(2002)の方法によりレイリー波の位相速度から表層の平均S波速度を推定した結果を述べる.正三角形の重心から頂点までの距離を4~26mとしたアレーを展開して微動を計測した.地下構造が既知のK-NET,KiK-net観測点で計測を行ったところ推定された平均S波速度は妥当なものであった.そこで,震度観測点13点で観測を実施した.得られた値は,別途評価した揺れやすさと対応していた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680575933696
  • NII論文ID
    130004621087
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs38.0.2091.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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