LCIA手法によるSCC(Social Cost of Carbon)の算定

書誌事項

タイトル別名
  • Social Cost of Carbon assessed by Life Cycle Impact Assessment Method

説明

2007年発行されたSternレポートでは、CO2を排出抑制に世界GDPの1%の費用が発生するものの、それに見合う大きな環境影響削減効果が得られることを示した。この効果の算定には地球温暖化による外部費用が用いられる。地球温暖化の外部費用の算定は、TolやNordhausなどすでに様々な検討が行われてきた。これらの成果はIPCC第四次報告書ではSCC(Social Cost of Carbon)として紹介されている。 近年LCIA手法の中でも、環境経済学との融合により、地球温暖化による外部費用の評価が行われるようになった。本発表では、LCIA手法の一つであるLIMEを利用してSCC(Social Cost of Carbon)を算定すると共に、その結果を他のSCC算定研究と比較検証する。さらに、今後SCCの精度向上に向けてLCIA手法に求められる課題について整理した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680637555584
  • NII論文ID
    130005032738
  • DOI
    10.11539/ilcaj.2008.0.51.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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